こんにちは。オフィスABUの安部浩行です。
ご愛読いただきましてありがとうございます。
新型コロナウィルスが、大きな社会問題となり大変な日々を送られていると思います。
私が住んでいる九州地区は、感染者が少なく増えてませんが施設では面会・外出の禁止どの対策がなされています。
また物資不足が深刻で、マスクや消毒液など確保ができず行政に依頼をしているのが現状です。
むしろ、直面するのが職員対策です。小中学校の休校によるパート職員の休業や本人の風邪症状および家族の風邪症状による出勤の可否判断など難しいです。
感染が重篤化する可能性が高い高齢者に密着する仕事であるだけに、院内感染はあってはならないことです。仮に運悪く発症者がでたとしても対策に不備がないようにしておかなければいけません。
ご存知だと思いますが、厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ &A(企業の方向け)
ホームページは以下のアドレスです。職員関する内容になっています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00007.html
ほぼ毎日更新されています。
医療機関が運営母体でる事業所は、職員への意思統一や伝達がきちんとできている組織が多いです。知識があるメデイカルの職員が中心となり、情報収集もきちんとされが基本的な対策がなされます。
今回のように前例がないような状況でも必要とされる対策は実施し、一般職員は同じ方向に向かいます。
今回のような状況では命令系統の確認することができます。また、行動のスピードもハッキリします。これは、末端職員では無くて管理職のカラーが影響すると考えています。
今回、同じ危機管理体制を5施設に指示しました。
- 家族対応 面会の禁止、外出の禁止などの告知、連絡
- 職員対応 検温の実施(1日2回以上、)マスク着用、感染対策マニュアルの把握等
- 出入り業者対応 訪問時に感染予防の徹底
その他マニュアルにそった感染対策(施設内の衛生管理等)
実際に実施されるまで何日かかるのか?早い施設は出来ることから始めていて翌日にはほぼ完了していました。
実際に目でできたかを確認することも大切ですが、大切なのは、今回の対策を実施するあたり何も問題点がなかったかどうかです。
やってみてうまくいかなかったことや疑問点、改善点、もしくはご家族や入居者からの質問、見え落としていた事をフィードバックしてきたかどうか?
たた単純に「指示されたからやる」ではなく、「自分でやる」と置き換えているかどうかを確認できるのはこの確認行動です。
その上、できる職員はフィードバックした項目の上司や会社の対応により上司や会社自体を判断します。ですから、この対応が中途半端であったり不十分であれば絶望こともあるでしょう。
上司や会社には正確な情報と知識と判断力が必要です。このプレッシャーはかなりきついです。
最後までお読みいただきありがとうございました。