こんにちは。オフィスABUの安部浩行です。
ご愛読いただきましてありがとうございます。
しばらく、間隔が空いてしまいました。しばらく投稿しない間に短い梅雨も終わり、やや減ってきていた新型コロナの感染者は、また増え始めています。
ちょうど私の年代の友人の多くが年老いた親の介護に係わっています。私自身もですが・・
コロナの関係で同窓会はしばらくできてませんが、数年前の集まりくらいから介護の仕事をしているとわかると相談やいい施設の紹介などの連絡を受けるようになりました。
いつも高齢者を見ている私たちの中では、当たり前のことが知識がないご家族にとってはパニックになることも多くあります。
入院後、状態が以前より悪化して家での生活が難しいとか、短期間で悪化するケースは多く対策に急を要するケースも多いです。
よく介護の仕事をしているご家族からも言われますが、介護の仕事をしていると都合よく他の兄弟や親戚から押し付けられるそうです。
確かにノウハウは知っているので入院などをすれば先を見通して準備をします。自分達の生活を影響が少ないようにシュミレーションしながら計画をします。
このように、介護をセールスする場合にもご本人の生活だけでなく係るご家族の生活をストリー化することが重要です。
介護保険が始まり、保険料を徴収されるようになり介護保険を利用することは権利となり親の介護に対する考え方も変わってきました。
現在は、まず自分の家族の生活を最優先にします。その一つは仕事をしているからです。65歳までは当たり前で70歳までは働く方も増えるでしょう。
そうなれば、親の介護に専従することは不可能です。親自体が、90歳を超えて生きるのですから子供の60歳代は介護をすることになります。
親に係わっている間に自分自身も歳をとります。そのうちに自分もできないことが出てきてしまうことも十分に考えられます。
独居では当然ですが、同居して面倒を見るにも限界があり、身体レベルによっては老人ホームなどに預けることも選択肢になります。
これからの介護事業は、介護だけではなく医療との連携も含めて生活をシュミレーションして家族負担をいかに軽くするかを提案できることも必要だと考えます。
確かに家族にはいろんな考え方があると思います。老人ホームに入れて全てをお任せしてしまうこともあります。
しかし、できる限り自宅で暮らしてもらいたいと考える家族も多いです。いろんなケースに対応していくことになります。
しかし、私たちは施設やサービスの全ての種類を運営しているわけではありません。ですから、手持ちのツールで生活のストーリーを営業することになります。
自分達が持っている事業所を活用することでのメリット、他の事業所との差別化、つまり「なぜ自分のところを使うといいのか」を説明できることです。
そのための武器も必要です。それは、サービスの質でありアクティビティや生活の楽しみなど生きがいが持てる支援だと思います。
そして、その内容を発信するツールです。ホームページやブログ、SNS、など。そしてリモートでの面会などもその一つです。
どのようなストーリーを描いても100点満点なものはありません。何かが欠けてしまいます。しかし、私たちがこコーディネイトすることがこれからの営業です。
介護サービスを利用することで何が解決するのか?
そのためには、どの事業所を利用するのか?
自分のところを利用するとどんなところがいいのか?
この説明をする時に、どれだけ詳しく、数多くできるか?
足りなければ、他の選択肢(施設や事業所)に負けないように作り上げていくことです。
もし通所事業を運営するのであれば、ご本人が行くのが楽しくて休みたくないと言うような事業所作りをすることです。
家族の1番の弱点は、今日は休みたい、行きたくないと朝いきなりに言われることです。仕事には行かなけれならないて時間がない中で説得する。これは大変なことです。
介護保険上の目的も必要だけれども、美味しいものが食べられる。好きな歌が歌える。体操ができる。何か楽しみがないと意味がないです。
事業所の名前は、短期記憶が低下し覚えることができなくても、楽しいゲームをしに行くとかリハビリをしに行くとか、何をしたいからき行きたいが大切です。
ご家族の負担を軽減し生活を守ることとご本人が楽しく生活することは、表裏一体のもので一緒に解決できるものです。
そのために常に次は何をするのかを考えていくこと。何をしてあげれば喜ぶのかを考えること。面白くないですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。