介護事業・・先日の実地指導(通所介護)

こんにちは 介護事業コンサルタントフクロウ 安部 浩行です

今回の実地指導の情報では、デイサービスですがスケジュール・プログラムの確認や参加状況がかなり調べたられたようです。機能訓練(加算は算定していなくても)、レクリエーションや体操など。

結論から言いますと1日何もしていない利用者がいないかどうか。参加しなくてもいいとほったらかしになっていないかどうか。参加をさせるための対策や取り組みを行っているかどうか。

自立支援に向けて、アウトカムの評価や事業のランキングを明確してしていく方法がみえてくるのではないでしょうか。1日座っているいるだけの利用者は算定対象外になっていく。

もうひとつ深く考えると、本年度より利用時間が1時間単位になりました。これは、デイサービスの利用時間に対しての不信感の表れだと思っています。

介護計画に本当に利用時間が7時間も8時間も必要なのかどうか。その時間を全てが有効に使われているのかどうか。漫然と事業所の意向にあった時間設定がされていないかどうか。

利用者のプログラムを再度見直した方かいいかもしれません。参加したかどうかの記録・参加しない方への対応の記録・プログラムの検討記録・利用時間の正当な理由なども必要だと思います。

 

話は、変わりますが我が街1番の発想を裏付ける、面白いデータを見つけました。春と夏に開催される甲子園・高校野球についてです。ちょうど100回大会も今日が決勝戦です。

プレジデントの2月の記事ですので、今年の夏の大会はこのデータには含まれていません。題名は「甲子園に出場しやすい都道府県ランキング」です。

県別のデータを発表する前に、今まで甲子園に出たことがある高校のデータがあります。
甲子園に出たことがことがある高校は、春夏あわせて1050校この中で現在も地区予選に参加しているのは1004校だそうです。

このデータから、26.2%の高校が甲子園に出場しています。つまり4校に1校は出場しています。意外な数値でした。

ちなみに県別にみると1位は島根県で39校中21校で、最下位が神奈川県189校中19校になっています。

各県1校の夏は地区予選参加数が多い方が不利なのは予想通りですが、神奈川県からは、19校しか出場していないのは驚きです。常に常連高校が出場しているということですね。

前置きが長くなりましたが、高校野球と同じように介護事業所も、限られた地域から選ばれることでは同じではないでしょうか。高校野球も伝統校もあれば新設校で数年で有力校なる高校もあります。

 

競争といっても各事業によって違いますが、半径5キロメートルから10キロメートル範囲でのこと、確かに事業年数が長い社会福祉法人や医療法人系列は根強さがあるとは思います。しかし、どの業界でも同じことです。事業所として何をPRしていくのかを考えていきましょう。

 

基本的には、顧客満足度をあげること。顧客満足とは、
環境・・・清掃・整理・整備・臭いがしない
スタッフ・・・服装・接遇マナー(言葉使い、挨拶、態度)・馴染み・笑顔
食事・・・美味しい・満腹感・綺麗・食欲がでる雰囲気
技術・・・質の高さ・スタンダードの確立(マニュアル、手順)            会話・・・声掛けの距離.、視線を高さ 、声の大きさ

とにかく、次に利用する日が楽しみで仕方ない事業所作りです。

 

職員側からは、仕事をするのが楽しくて仕方ない職場作りです。そして、基本を守りながら、事業所のオジリナリティを出していくこと。

何かをしてみよう・変えてみようという意識を持って、常に発想をしていくことが必要です。ヒントは、他の業種にあるのではないでしょうか

 

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事務所の名前とマークのフクロウは「福老」「不苦労」の漢字を当てられます。老いた方々に幸福を与えることができるような仕事をしたいと命名しました。

介護事業コンサルタントフクロウ 安部 浩行

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