年末から年始にかけては
老人ホームやサ高住の見学が増えます。
この時期は、救急搬送での入院が
増えるため、病院のベットが満杯です。
月の入院者総数が定員より
オーバーしないように
調整しないといけなくなります。
退院で調整するしかありません。
入院前は、自宅からだった方も
独居はできなくなったり
同居の場合は入院前より、
介護することが増えたりで
施設を探します。
同居の方は、数か月間
高齢者のいない生活に
慣れてしまって、精神的に
苦痛なることが多いです。
年金で収まれば、老人ホームへ
高齢者と同居だと、旅行どころか
外食すら、行くとこが限られます。
81歳の母と同居中の
ふくろう介護事業コンサルタント事務所
安部浩行です
話は変わりますが
自立支援の財政インセンティブが
先送りになりました。
経費を節減するために
調整交付金を活用するつもりが
地方自治体の抵抗があり
新たな交付金のとして検討するようです。
昨日、自立支援ケア会議を2例、聴講しました
来年度以降への取り組みがあるのかと
きたしていましたが
インセンティブが先送りになったため?
いつものありきたりの会議で
やや拍子抜けでした。
事前の情報収集が、かなり詳しかったので
その説明を求めると思っていましたが
それもうまくまとめられていました。
鳥栖市は和光プランを取り入れているので
介護支援専門員の研修などもあり
今後、どう展開されるかがわかればでした。
また、住宅型有料老人ホーム入居者の事例も
ありましたが、専門職の方が施設と
思われたのか、
「施設では・・・」の言い回しで話され
核心には遠かった気がします。
自立支援ケア会議は、要支援2と要介護1の方が
対象です。
生活環境によっても、必要な介助はかわります。
住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅
では、常時職員がいるという安心感や
バリアフリーな建物で生活するのと、
独居で段差ある自宅で生活するのとでは
同じ高齢者でも違う生活になります。
生ごみを出したり、ファンヒータの灯油いれたり
洗濯を干したりできる能力はありますが
失敗して、灯油をこぼしたりするでしょう
何をもって改善したと判断するのか
アウトカムとは何なのか
介護度がよくなれば、改善なのか
介護給費が減れば評価されるのか
自立支援ケア会議からは何も見えません
栄養状態が悪ければ、どこの管理栄養士が
スクリーニングをうけますよ。
嚥下状態の判断は、どの病院でできます。
追及もないかわり、アドバイスもない
介護支援専門員とサービス事業所が
ぶじ終わってよかったねと
いう会議でした。
ただし、経験がありますが
いつ、やり方や態度がわかるか
結構急にかわります。
公務員はマニュアルや手順書で
動いていますので、マニュアルが
変わり、全国の担当者が集められて
指導をうければ
そこから、まったく違うものに
なり、そして担当者が変われば
厳しいものなる。
担当者の生活もでます。
実地指導も前回と同じと思って
痛い目あった事業所も存在します。
きちんと、対策はとっておいた方が
いいと思います。
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ふくろう介護事業コンサルタント事務所 安部 浩行