こんにちは。オフィスABUの安部浩行です。
ご愛読いただきましてありがとうございます。
200通目ということで何か特別なことでも書かないといけないのか?と考えましたが、まだ通過点ですので特別な回とはしません。これからもよろしくお願いします。
4月からの改正がもうすぐですが、ギリギリまで内容がわかりにくいです。全ての細かいところまでを理解するは難しいことです。大変忙しい日々を送られていると思います。
行政による説明会でもうまく説明もされなければ理解できずに6月の集団指導になる。説明会すらない場合もあります。
管理者はせめて自分の事業に関わる項目くらいは、厚生労働省のHPから直接ダウンロードしてプリントアウトしてファイリングする。そして熟読してほしいです。
要約されたページだけ読んだり、誰からか内容だけを聞いてわかったようにしている人をよく見かけます。まずは自分で読んでみてわからなかったら、人に聞くことは大事です。
諺にも「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉があり、変なプライドよりも専門家に教えを請うことは必要です。
しかしながら、与えられた資料やマニュアルすらよく読まないで、また理解しようする姿勢もなしに答えだけを聞いてくる。このような人はすぐにわかります。
自分の質問する内容をうまく表現できない、伝えることができない、的を得ていないなどが特徴です。聞き返すと詰まってしまい、同じことを繰り返すだけです。
ケースを聞かれても具体的に説明ができない事も多いし、自分の主導で考えるので頭の中での切り替えもうまくいかないです。
まずは、自分でとことん調べる癖をつけること、中途半端な人に聞いても間違った答えをもらう可能性が高いですし、その間違いに気がつかない事も多いです。
もしに疑問に思えば厚生労働省のホームページにQ &Aがありより具体的に説明してあります。
行政や保険者の担当者も教えてくれます、もしわからなかったら調べて連絡をくれます。
1番最悪の確認方法は、理解していない人に尋ねることです。これは単純に身近な人に尋ねることを含みます。不正確な情報を得てわかったようになることです。
今までの改定が基本報酬よりも加算を取ることで収益を上げる方向だったため、加算コードが増えてサービス内容が複雑になりました。
あわせて加算獲得に必要な体制を作る事やサービス事業所の記録類が増えて職員の負担増大そして実地指導ではエビタンスを証明するリスクが出てきました。
今回はコード番号(加算を含めた)を整理するような話でしたが、如何なもんでしょうか?
現状は25日の段階で何回も介護ソフトの修正プログラムが来ている状態です。
介護保険の報酬変更や加算を取得することは利用者の一部負担金も変わるため事前に説明する必要があります。3割負担の方は結構金額がわかります。
今の介護サービスを継続した場合、今回の改正により支給限度額を超過するケースもあり全額自己負担が発生することになります。
各介護サービス事業所は、重要事項説明書に介護報酬単価を記載しているので内容の変更を行い本人と家族の同意を得なければいけません。
介護サービスは、利用者とサービス事業所が相互に確認できるまで停止する訳には行きません。ケアマネジャーと利用者との信頼の下で4月の計画を決めます。
毎回、同じ事の繰り返しですが慌ただしい3月下旬です。
医療保険と比べるとまだいいです、医療保険は1日から事前の説明も無く窓口で変更した負担金を徴収しますから。
多くの患者さんは仕方ないと思って支払っています。しかし納得がいかない方もいるはずです。そして医療保険の改正は2年毎です、介護保険は3年毎です。
PS:この時期の慌ただしさは当たり前のことですが手を抜かずにやっておく事が大切です。
毎回ルーティンの業務もあるので、モデル化し数字を差し替えればいいようにとかしておくことです。
特に今回はコロナウィルスのワクチン接種の事前報告やシュミレーションや支援金の報告なども重なりました。
部門や組織が分かれて場合はいいですが、一人で背負い込んでいる管理者もあるでしょう。
マンパワーが足りない中でプレーイングマネージャーで頑張っている方、なんでもできるようになることは後で大きな財産になります。
ステップアップする時に何もできない管理者では、見透かされてしまいます。張り子虎にならないために頑張ってください。
ただ頑張るだけではなく、次に同じ事をする時に時間をかけずにできるよう業務の作業効率を考えながらすると結構面白いですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。