完璧主義とリスペクト

こんにちは 介護事業コンサルタントフクロウ 安部 浩行です

テニスの全米オープンで大阪なおみ選手が優勝しました。日本人としては初めて快挙です。外見でもわかりますが、かなり身体が締まっています。

7キロの減量をした上に、パワーを落としていない。動くスピードは、かなり速くなった様に感じます。

しかし、本人のインタビューでは、メンタル面の向上と答えてました。

このインタビューの途中で、専門家の方達が話していた中に、注目すべき言葉がありました。

完璧主義」と言う言葉でした。

一流になる為には、絶対に必要な目標です。

しかし、「完璧主義」を目指すが故に、ジレンマがあり精神的な不安定を生みます。

相手をリスペクトする事で、余裕ができて精神的なバランスができます。

つまり、相手は私よりも上手いんだという気持ちを持つ事で、自分が思ったようにできなかったことを受け入れる事ができると話されました。

そしてその結果として、集中力が乱れる事はなくなります。

初めての4大タイトル決勝という緊張する試合で、完全にアウェイの中、その上相手選手がレフリーの判定に対して興奮し荒れた雰囲気の中で勝てたのもメンタルの強さだと思います。

大阪選手が言うには、ゲーム中の興奮した抗議は背中を向けて見ていなかったとか。そして、試合後に受けた大ブーイング(レフリーに向けたものも含めて)もありました。

しかし、彼女の試合後の会見動画が再生回数6時間で50万件、10時間で120万件を超す反響が出ているそうです。

 

話は、「完璧主義」に戻りますが、私たちも目指していると思います。真剣に取り組めば当然の事です。

一対一のスポーツの試合とは少し異なりますが、人を使っていくがゆえのメンタルの向上が求められます。

組織として、「完璧主義」を目指すがゆえに思い通りに進まない時に自分自身がイライラして、それが言動に出たり、行動に出たりになりがちです。

これをやってしまうとは、パワーハラスメントにもつながるものです。

組織運営に影響が出るだけでなく、最悪離職の原因等につながります。

 

自分が描いている目的や理想としている施設像を説明して、共有することから始めないといけません。

職員の仕事内容を尊重する事で、自分自身が精神的な余裕を持つ事が大切です。

思い通りに行かないとつい自分でやってしまいたくなります。スタッフの育成を考えたら、我慢することも出てきます。それができるメンタルの強化をやってみませんか

 

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事務所の名前とマークのフクロウは「福老」「不苦労」の漢字を当てられます。老いた方々に幸福を与えることができるような仕事をしたいと命名しました。

介護事業コンサルタントフクロウ 安部 浩行

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