こんにちは 介護事業コンサルタントフクロウ 安部 浩行です
大変ひどい台風でした。今回は九州には影響がありませんでしたが、台風が通過した地域は関西を中心に大きな被害が出ております。
被災された地域の皆様、高齢者の方や介護されている御家族の方及び介護に関わる皆様、水道、ガス、電気などのインフラが交通が寸断され大変な思いと生活をされていることと思います。
心よりお見舞いを申し上げるともに早い復旧をお祈りします。
今回の台風で、1番驚いたのは関西国際空港でした。昨日のニュースは、報道されていましたが、危機管理に対する意識の無さと結果オーライの記者会見には驚きました。
結果オーライとは、死者出なかったことを強調している様に私は感じた事。これだけ利用者に大変な思いをさせて当事者としては言ってはいけないではと思いました。
あくまでも、死者が出なかった事は結果であり、あの空港で2日間を過ごした方にその危険性はあったのではないでしょうか
それと、素朴な疑問ですが大型の台風が近づいているのはわかっている。コース間違いなく通ると情報は提供されている中で、絶対に飛ぶはずの無い飛行場になんで7800人にも人が台風通過時にいたのか
もっと早い判断で、空港を閉鎖できなかったのかと言うことです。名古屋の鉄道でさえ当日は、午前中で全線運行中止で長男の会社では10時には退社命令(指示じゃないです)が出たそうです。
記者会見でも、空港についてはかなりの自信があったのでしょう。しかし、この結果では海に橋で繋いだ島の上に空港を作りその安全性に疑問は無かったのでしょうか。
記者会見では、タンカーが流されて橋に激突したことは想定外だと言われてましたが、今回の台風の規模ついても想定外だったのでしょう。
昨晩11時に7800人の輸送を完了したとの報道がありました。朝から15時間以上並んでやっとバスに乗れた方もいます。本当に良かったです。
介護事業も危機管理をしなければいけません。非常時対する備えも必要です。私は老人ホームが井戸水だった為、ポンプや配管つまりのトラブルが時々ありました。
トイレが使えなかった事で生活用水の確保の為全ての浴槽に満タンに水を入れたままにしていました。困った時を教訓にしました。
できることは限られているかもしれません。災害や故障時に困った事は、対策をたててもしばらく順調にいくと忘れてしまったり、なおざりになったりします。継続できることが良い事業所につながります。
介護事故やインシデントも同じです。状況を見聞して原因を探し、対策を立てる、できるかぎり根本的に解決できる対策ができたら1番いいです。そして、取り決めれらた事を継続できるが大切です。
対策は「why(なぜ)」ではなくて、「how(どうやって)」と意識で話し合いをしましょう。
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事務所の名前とマークのフクロウは「福老」「不苦労」の漢字を当てられます。老いた方々に幸福を与えることができるような仕事をしたいと命名しました。
介護事業コンサルタントフクロウ 安部 浩行