少数精鋭・・介護事業所

こんにちは フクロウ介護事業コンサルタント 安部 浩行です

先週末、長崎に行ってきました。
ランタンフェスタとV・ファーレン長崎との西九州ダービーの応援です。

ランタンは、綺麗でしたがイベントは、時間の関係であまり観れなかったですが
絶対はずせない中国雑技団を夜観ることができました。

中国雑技団は1時間で、一瞬で顔のお面を変える芸・皿(6枚)まわし・バランス・アクロバット・2メートル一輪車・壺まわし・椅子を積み上げてのバランス・6人乗りの自転車などをするですが

とりあえず、団員さんは、団長さんをいれて7人(男性3人女性4人)、つまりひとりで、幾つかの芸を行うことになります。身体の柔軟性や跳躍力、バランスと全部を合わせ持つ必要性があります。

特に女性は、3人が一緒に行う芸もあるので、何でもできないといけない。
少ないスタッフで如何に多くの芸を披露するか、それも完璧で楽しくしなければならない

少数精鋭とは、以前職員に言ったことがあります。これは、自分のその場での考えなので違っているかもしれませんが、「少数精鋭とは、少ない精鋭が集まるではなくて少数だから精鋭にならざる得ない」

少ない職員でやらざる得ない言い訳かもしれませんが

ポジティブに考えると、職員が少ないと何でもできるようになるチャンスなんです。

確かに、介護保険ではサービス事業に、人員基準がありそれを下回ると違反にあるため
半分の職員で運営したから、給与が倍とかはできません。

しかし、中心となる職員は、介護技術も相談業務も介護計画もできるようになる。
管理者になれば、人事も労務も法令遵守もやらないといけない。

精鋭にならざる得ないのです。

今でも通用するのかはわかりませんが、私は社会人なったばかりの時に習った80対20の法則というのがあります。
その中の全ては、100を二つに分けるとすれば50と50には分かれない。80と20に分かれるという法則です。

 

例えば、業界の80%の売り上げを大手の20%大手企業があげて、残りの20%の売り上げを80%の中小企業があげている。そのような構図がある。最近聞いた話では、電器屋さんがそうなったそうです。街の小さな電気屋さんで買うことはなくなりましたよね。

これは、人の集団でも同じで80%の仕事を20%の優秀な職員がしていて、残りの20%の仕事を80%の一般職員がしている。つまり、20%の職員が少数精鋭にあたるわけです。

 

話は変わりますが、同じような体験を旅行中にしました。V・ファーレン長崎との試合です。サガン鳥栖のサポーターがかなり来ていました。長崎でもスタジアムがある諫早は近いですから

しかし、それなりに時間と費用はかかります。鳥栖から高速で1時間30分で高速料金とチケット代で6000円以上です。熱心なサポーターでなければ行きません。

今回、私は初めてのアウェイ参戦でした。多くのサポーターが来ているとはホームの来場者数に比べてたら20%くらいでしょう。

でも、全体の応援の声の大きさは、ホームスタジアムと変わらない気がしました。むしろ、全体が一つになり一人ひとりができるかぎりの声を出している、途切れることがない応援でした。

ホームスタジアムで、他チームの応援が人数が少ないのに凄いと思っていました。その原因がわかりました。

やっぱり、これも少数精鋭だと思います。数が少ない分だけ100%以上の力を出す、そして、集結する。

 

組織全体のレベルアップも必要ですが、ひとりで行うのは無理があります。
まずは、核となる20%の職員を確保できれば、指示系統も確立でき組織全体が一つになれるのでは、ないでしょうか。

帰りの車中そう思いながら帰ってきました。

 

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フクロウ介護事業コンサルタント 安部 浩行

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