こんにちは フクロウ介護事業コンサルタント 安部 浩行です
今日は、私の誕生日です。年齢は、以前ブログに書いてますが
見た目年齢は、意外と若く見られます。
この歳になると、もうめでたくは無いかと言われ、プレゼントも減ります。
私自身、誕生日を一つの区切りとしてタイムスケジュールの見直しをしています。
以前より、より良い介護事業所を目指すために目標を明確して職員の意識を統一したりと書いてきましたが、そのためにはきちんとしたタイムスケジュールが不可欠です。
長期計画と短期計画を作成しその内容に沿った進行する。期間のあわせた設定をする（年・6ヶ月・月・週・日）。スケジュールは、表などを作成し結果がわかりやすいようにする。
特に、日々行うことがあれば明確にすることです。長期計画と短期計画は、ケアマネジャーが立てる介護計画の1表と2表であり、月・週・日は、介護事業所の介護サービス計画みたいなもので、経過や結果はモニタリングと思ってもらえばわかりやすいと思います。
ここで、もう一つ大切なことは、継続すること。楽しく続けて行く事です。
計画の進行は、事業所の職員レベルや組織の状態によって変わってくると思いますが、いきなり高いレベルを行なっても無理が出ます。まずは、少しジャンプすれば届くレベルから
低いハードルから始めて、小さな成功かを積み重ねていくことです。
職員のレベルと書きましたが、これは見下している訳ではありません。誤解がないようにお願いします。
今まで、した事がない取り組みをする場合、多くの人はそのプレッシャーを拒否します。
一流スポーツ選手みたいに、バネになんかできないそれが普通の職員だと思って行ってください。できることを1つ1つやっていくことがスタートになります。
次に、出来たことをほめてあげる、職員に達成感をもってもらう。（評価する事）そして、日常の業務として習慣化する事。（勝ち癖をつける）
このサイクルを繰り返す事により、大きな結果につながっていきます。
そのほかに、気をつける事は一部の職員に作業が集中しない事です。総て職員がなんらかの形で輪の中に入っている。資格を持った専門職員がする事を一般職員がするという訳ではありません。専門分野、得意分野に集中し効率的に行う事はありますがうまく役割分担するか、補助をするなどで参加してもらうようにします。
長期計画にしろ短期計画にしろ、決めなければならないのは期限設定です。いつまでにするのかを周知し、月・週・日に必要な作業を落とし込んでいく。進み具合を確認するためにも必要です。100%ではなくても、80%の完成し実施することも出てくるかもしれませんが、とにかく期限厳守に行うことも大切です。
毎日のレクリエーションを、全部の職員で順番に回してやってもらう計画をたてます。1ヶ月〜2ヶ月でメニューを作成していたのをやめて、当日発表のシークレット企画にしました。事前に誰が何をするかわからないようにして、全職員は複数のレクリエーションを準備しなければなりません。
目的は、利用者に立ちレクリエーションをする度胸をつける事。スベってもいいからひとりで企画しやる事。利用者の方も、内容だけではなく一生懸命なところに協力してくれました。全て職員がやる事で、一体感と小さなライバル心が生まれてレクリエーションのレベルが上がりました。
更に、ほかのデイサービスではそのレクリエーションの状況を毎日レクリエーション担当者がブログに書いているところがありました。もう一枚上手です。デイサービスのPRにも繋げています。職員は達成感を感じて、次へ気持ちが盛り上がるでしょう。
メールマガジンでは紹介しました。吉田松陰の言葉です。
夢なき者に理想なし 理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし 実行なき者に成功なし
故に夢なき者に成功なし
でも計画の重要さを指摘しています。
わが街一番を目指す事は、いきなり難しいことをするわけではなく、できることからしていくことがです。
しかし、きちんとした計画を立てて、日々何をしなければならないのかを明確にしていかななければ意味がありません。
高級で美味しいステーキでも、口に入る大きさに切らないと食べることはできません。
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フクロウ介護事業コンサルタント 安部 浩行