こんにちは ふくろう介護事業コンサルタント事務所
安部浩行です
今回の介護報酬改定のテーマは自立支援・重度化防止の推進です。
その中で、注目をしているのが、通所介護のアウトカム評価による
加算は、「ADL維持等加算」と名付けられました。
算定根拠については、資料を見てください。
設定された各種の要件を満たせば3単位/月を全ての利用者について
通常より多く算定できます。(加算I)
ADL維持等加算II 6単位/月も新設されています。
今回の報酬が決定した後、どう判断するかです。
経営者の態度や考え方次第で、幹部職員の言動が変わります。
自分はどう考えるのかが大切だと思います。
4月以降の、収入がどうなるのか
基準が、規制がどう変わるのか、強化されるのか
最低、幹部職員が理解してくことは当たり前の事
自分たちが売っている商品ですから、価格を知ることです
これは、以前のブログでも書きました。
確かに決まった事だから、仕方ないですよと思っている方も
多いでしょう。
しかし、職員の全員がそうでしょうか
介護報酬の改定は、新聞でもYahoo!ニュースでも、
簡単には報道されて、介護専門のサイトでは詳しく載ってます。
厚労省のホームページからダウンロードする事もできます。
この業界に希望を持って入ってくる人たちが意欲を失う事がないように
上から下への伝達や情報かきちんとスムーズいっているかどうか
自分をきちんと育ててくれる会社であるかどうか
優秀なやる気のある職員は雰囲気や動きで感じ取ることができます
11兆円の予算を計上された市場を持ち
この18年で、3倍以上の成長をして
2025年には20兆円規模になると予想されるビジネスです
この業界のこれからを支えていく人材の育成が必要です。
戦略を検討する姿勢や機会を作り、実行してこと
このままでいい、これ以上はするつもりはない
そう考えるているところは、それでもいいです。
しかし、その考えでも維持はしないといけません
何もしなければ、衰退していくだけでしょう
いろんな方と出会って、それぞれに考え方があって
中には、介護事業は参入すれば儲かると思っている方もいます
真剣に情熱をもって取り組んでいる方もいます
これからは、どのように取り組んでいるのかが評価されます
ADL維持等加算はその一つです。
介護度が良くなってたったこれだけの加算と思う方は背景を理解して下さい
介護員処遇改善加算も同じです。介護業界のキャリアアップ
目的し、介護職員の地位向上を目的としています。
会社の昇給の代わりではありません
増えていく高齢者をどう対応していくのか、
国も真剣に取り組んでいます
今行われている介護保険の改定は、報酬だけにとらわれず今後の動向を
示唆したものです。
会社全体で、法人全体で、情報を共有する方法を考えて
やる気のある職員が勉強できる場を提供してあげる事です。
やる気のない中堅職員が邪魔になることがよくあります
その職員もできれば刺激を受けてやる気がでるように
言い過ぎかもしれませんが、やる気ある職員の邪魔にならないように
優秀な職員が定着するいい事業所作りをしましょう。
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ふくろう介護事業コンサルタント事務所 安部 浩行
