介護事業所のチーム作りとキャプテン

こんにちは 介護事業コンサルタントフクロウ 安部 浩行です

今回、1部メールマガジンの内容を掲載しております。
後半のキャプテン(リーダー)についてを追加しております。

今回、事業所を1つチームとして考えてみました。

よいチームを作る条件とは・・・

先日、サッカーワールドカップ日本代表監督の更迭が
ありましたが、理由はコミニュケーションです。

監督と選手も必要ですが、選手同士も必要です。
この問題は非常に解決が難しい問題です。
それは、日本代表選手のほとんどが海外でプレーしていること

一緒に連携プレーの練習する時間が試合前の数日しかない

最近のワールドカップ優勝国を検証すると

例えば、2014年の優勝国ドイツは、代表選手23名中7名が
バイエルンミュンヘンという国内最強のチーム選手

2010年の優勝国スペインも同じように国内のバルセロナの選手が23名中7名いる

その他の選手をみてもドイツは全員が、スペインは8割の選手が国内のチームの所属している

代表チームの3分の1以上の同じチームで練習して
ほとんどが短時間で集まれる距離にいます。

この環境にあって、個人の技術が高いのですから強くなるわけです。

そして、共通の目的(ワールドカップ優勝)を持って
その達成に向かって責任をもった行動します。

よいチームを作るには、環境や条件が必要ですが
個人的には、共通の目的の達成のために責任を持つこと

その為に、自己研鑽をし技術や知識を高める行動が必要になります。

環境としては、お互いの意思疎通を行うことができる状況を作ること。共通の目標達成に生じた問題点を解決するための方法をメンバー全員がアプローチができる。

メンバー構成は、気の合う仲間が集まりたがりますが
経験や年齢、技術力などのバランスが重要になります。

何か起こった場合、お互いに足りないところ補える(補完できる)体制を作っておく事になります。

チームを作るときに、ポジションとしてキャプテンを決めなければいけません。

チームとは、バラバラの人間を1つにまとまる事で成立しますその中でのキャプテンの役割は重要です。

チームの上には、管理者なり経営者がいますので、そことの橋渡し役もします。管理者が、その人なりを評価し決めるのが基本的なやり方です。

キャプテンには、知識と専門性・技術は必要ですが、誠実さなどの人間性、関係を構築する能力、などが必要です。

しかし、一番必要なものは、他のメンバーを鼓舞する能力です。チーム全体が上手くいかなったり、気持ちが落ち込んだ時などネガティブな状態をいかに引っ張りあげれるかどうかです。

鼓舞する能力とは、主導力を発揮できるかどうか・他のメンバーとの信頼関係の構築ができているかどうか・明確なビジョンを見せるかどうか、そしてその結果ヤル気を出させることがつながるかどうかです。

このキャプテンの育成あるいは選定が、管理者や経営者の役割りです。表面的なものに惑わされずきちんと人物を見極めて下さい。また、その素材があれば育てて下さい。

最終的には、リーダー(管理者)の育成につながります。キャプテンとは、職名でいくと主任とか係長クラスでしょうか

キャプテンからリーダー(管理者)になるには、さらに一段高い専門性や知識により部下からのリスペクトされて、そこから人材育成に発展し、クレーム対応などの問題解決を行なうことで信頼される存在になることです。

文章にすると非常に難しく感じますが、まずはチーム作りから始めてみませんか

チームも少人数でもいいです。むしろ、10名以下が理想です。

それ以上になる時は、いくつかのチームに分けるか
中心になるメンバー編成し、他のメンバーをコントロールします。

いつも私が書いているように、目的の規模や期間は関係ありません。

できること・ちいさなことから始めましょう。目の前に、その目的はいっぱいあります。

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事務所の名前とマークのフクロウは「福老」「不苦労」の漢字を当てられます。老いた方々に幸福を与えることができるような仕事をしたいと命名しました。

介護事業コンサルタントフクロウ 安部 浩行

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