こんにちは。オフィスABUの安部浩行です。
ご愛読いただきましてありがとうございます。
組織全体で動くときに、まずやらなければならないことがあります。それは、職員が仕事にやる気をだすことです。
できれば全員と言いたいところですが、なるべく多くの人がやりたいと思うことです。ほぼ全体が同じ方向を目指せば残りの人もついてきます。
とにかく仕事が楽しければいいのです、じゃなければ楽しく思える様になってもらえばいいのです。
やる気になるきっかけを作ることにはいろんな方法があります。このほかにも興味を掘り下げていくことなども有効です。
自分自身を振りかえった時に、小学校の時成績は悪かった。通知表は「2」が多かったです。運動もできなかった、小太りでまるでやる気なし。
中学生になって初めて成績が順番という形になりました。なんと、1回目のテストで真ん中よりはるかに後ろでその結果に何も思いませんでした。
あることがきっかけで変わります。自分はその時、出席番号が50音順になり1番だったため、なんと学級委員を押し付けられていたのでした。
しかし、クラスの中には学級委員になりたかった頭のいい奴がいて成績を見て「お前それでも学級委員か」みたいに罵られ、その時怒りを感じたのだと思います。
次の試験までとにかくがむしゃらに勉強した記憶があります。次の試験では、学年で23番で言われた奴よりよかったです。
それからは、ずっと成績がいいわけではないのですが「できる」とか「わかる」ことが「嫌い」から「好き・楽しい」に変えてくれた気がします。
余談ですが、感謝すべきなのかもしれませんが半世紀近くたった今でも奴のことは嫌いです。
自分の話が長くなりました、新人の職員や未経験の職員が多い現状でどうしたらみんながモチベーションを持って仕事に取り組んでくれるのかを考えた時です。
「できない」が「やりたくない」になってしまってないかどうか。思い込みになっていないかどうかを確認してください。
次に「できない」と思っている人をできるようにするためにはどうしたらいいかですが、個々に導き方は違うと思いますが1例紹介をしてみます。
それは、「集中力」ではないでしょうか?仕事を覚える途中に他に何かに邪魔されず、一定の時間頑張れる。
メンタリストDaiGoの著書の中にも「集中力の高め方」が書いてあった記憶があります。
仮に90分集中して仕事をする場合は、導入の5分が大切でこの5分が上手くいくと90分がスムーズにいく。(だいたい90分が集中力の限界とも書いてありました。)
この最初の5分は、簡単なことやわかっていることをする。前回、おぼえたことの復習や誰にでもできること(仕事に関係がないことでもいい)して脳の準備体操をするそうです。
一般の職員には1日の最初のイメージに難しいとかを意識させないことではにでしょうか?
集中力を継続するためには、「もう少しやりたい」状態で休憩時間をいれて10分程度の休憩がいいそうで、30分を超すと切れてしまい元に戻すのは時間がかかるとのことでした。
求人を出しても応募がない、なかなかいい人が雇えない、状況の中採用した職員を離職させないことは管理者の使命の一つになっています。
採用した職員の育成は一番頭を痛めるところです。しかし、何かきっかけがあって応募してきた訳です。初期の段階ではあ雇った側の熱心さを伝えなければいけません。
PS:介護業界は、女性の方が多いです。女性は、子育てをすることで行動が若いときからガラリと変わることができると聞きます。それは、「母親脳」だそうです。
子供を育てる、守る、家族を作るという本能が性格や行動、考え方を変えていきそれが仕事に反映されていきます。きちんとした仕事ができるということです。
すべて物事がそうですが、100%ではありません。ニュースでは育児を放棄する母親もいますし、変われない人もいます。
しかし、ほとんどの方は仕事の中で一番必要とされる「責任感」を子育てで経験されるのではないでしょうか。
この能力は、職種によっても身についています。例えば「看護師」の方は仕事の性格や環境から、それにプラスして管理職をされた方はきちんと教育されたものを持っています。
小さなものから大きなものまでいろんな責任があります。重たいのは管理職が持ちますがみんな決めて少しずつ持って仕事をするとうまくいくのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。