こんにちは。オフィスABUの安部浩行です。
ご愛読いただきましてありがとうございます。
介護現場における生産性向上セミナーが始まりました。厚生労働省も後援しており参加費は無料です。経営者と現場職員が2人1組での参加となっています。
オンライン開催もあります。人数制限もあるようです。詳しくは下記サイトをご覧ください。
https://kaigo-seisansei.jp/index.html
今回は、セミナーの紹介からですが、私自身までセミナーの申し込んではいません。経営者(管理者)と現場職員とのコンビで申し込まないといけないからです。
せっかくセミナーを受けるのであれば、何か結果を出したいと思うのは当然のことです。ですから誰でもいいとかではありませんし、知識がない職員では時間がかかるかもです。
介護保険が始まる約1年ほど前から数年間、勤務していた医療法人が主催していた「訪問介護員2級養成講座」の講師と事務局も兼務していました。
介護保険開始前のホームヘルパー2級は、在宅介護を目標とした介護保険の主役として人気があり、高収入が見込める仕事して空前絶後の申込者がありました。
受講希望者の競争率は4倍以上でした。1回の募集で1年分が決定しキャンセル待ちです。そのため、1教室30名の未経験者から現職の方までバラバラでした。
同じを話をしても現職の方は共感してくれる、未経験の方は全く理解できていない、事業所の都合で仕方なく来ている方は聞いていない。
現職の方は、資格がないとは仕事ができなくあるような追い詰めらた感と給料が増えるならと真剣です。資格だけが欲しい方もわかりやすい。
結局、何が言いたいのかそれは、受講する職員により活かされるどうかが決まるということです。管理者はその選択をしなければなりません。
行きたくない人を順番だからとかはやっていけないこと。希望者が多い場合は、機会平等にはなるでしょうがテーマに近い職務の方が優先だと思います。
もう一つ言えば、最小限の知識は持った状態で受講すべきだということです。特にオンラインでは、集中力も必要です。
セミナーや研修を受けた職員は、その会社や職場の伝道師として参加すべきでそのためには会社が必要な経費を出して、勤務として参加してもらいます。
最終的には、報告書を作成する、伝達講習を行うなどインプットしてきたものをアウトプットする機会を作り、それが達成できて学んだものが身についたことになります。
一番重要なことは、インプットではなくアウトプットです。
PS:人員がギリギリな職場でセミナー受講に派遣するのは厳しいかと思います。しかし、最近は地方にいても中央と同じセミナーが受ける事ができます。
できれば、意欲満々の人が集まる会場での受講を経験させてみると意欲が出てくる人もいます。厚生労働省の管理職の方や本を出している教授などを体験してみるのもいいです。
もし会場に行けなくてもオンラインセミナーも増えました。コロナからですが、機会は増えました。ぜひ活用すべきです。
最後までお読みいただきありがとうございました。