福老(フクロウ)になるメールマガジン20201024Vol.177「勝つための戦いに必要な基本的姿勢」

 

 

こんにちは。オフィスABUの安部浩行です。

ご愛読いただきましてありがとうございます。

 

 

私たちが、仕事をするのは全てのビジネスに共通する言い方をすれば「顧客に満足してもらうこと」です。お客様の欲しいものをお客様の想像を超えるものを提供することです。

 

その目標を達成するために企画の成功や業務の遂行がありますので、その過程よりも実現したという結果が最も重要です。

 

 

介護サービスを提供するにあたって、職員に常に話していたのは「自分の親を預けたいと思える施設作り。」でした。

 

一番身近で、わかりやすく理解してもらうためです。言葉遣いや態度はもし自分の親がそのようにされたらどう思うか?企画や行事、システムは毎日楽しく過ごせるか?どうかです。

 

お客様の視線で見れば、いろんな事が見えますし見抜くことができます。「私たちはいい介護サービスを提供している」と断言できるサービスか判断ができます。

 

 

そこで私たちが気をつけなければならないのは、「本末転倒」です。

 

(株)識学で表現されているのは、組織として実行するとは、「顧客にサービスを提供する」→「顧客から対価を受け取る」→「会社が従業員に給与を払う」この順番です。

 

(株)識学ではこの順番をはき違えている現状も指摘しています。「会社から給与をもらっているから働き、顧客にサービスを提供している」という考え方で基本が給与になっています。

 

仕事を頑張るとは、最終的には報酬が増えること事かもしれませんがその報酬はサービスを提供した対価として評価されたものです。

 

 

話は変わりますが、自分自身のことを偉く言ったり威圧感を与える人は自分自身の弱さを気づいていないと言われます。

 

なぜなら、小さい世界の中(例えば今の自分の職場の中)で評価するからです。小さな世界の中では一番偉いかもしれませんが、大きな世界の中では大した事がないこともあります。

 

自分が感じている世界が広ければ自分の存在が小さく見えます。その結果、自分より大きな存在を知ることで目標ができるのです。

 

地域以外の研修を受ける、全国の情報を聞く機会を作る、などいろんな形で自分を広い世界に置くことができます。まずは自分で動かなければなりません。

 

それから大きな組織との戦い方を考えていくこともででくるでしょう。最終的に勝つためのビジネスですから組織が小さければ手段を選ばずに戦うこともありです。

 

客観的に、自分の存在を評価する。それは自分自身を過小評価して下を向くことではなく自己認識を行うことで、これからの自分の動きを決めていくことです。

 

 

そのためには、まずコミニュケーション力を高めること。プライベートとプロとしての姿勢は、全く違ったものです。

 

いろんな方と接していく中で、日頃は人見知りでもビジネスでは貪欲になります。技術ではなくコミニュケーションのあり方が大切です。

 

それは有名な高い地位の方にも聞きたいことは逃さずに、相手が年下であってもと習うときは謙虚な態度で尋ねることです。

 

 

多くの情報の中を自分で取捨選択をしてく中で「ひらめき」みたいなものが訓練されてどの情報がすぐに役に立つのか、未来に必要なのかの判断力が鍛えられていきます。

 

 

今日は、自分を高めて行くために必要な姿勢や考え方そして自己認識力を取り上げてみました。そしてその先にあるのは、「勝つための戦い方」です。

 

PS:顧客満足度を上げるためには、職員満足度を上げなければならない。昨年あたりからよく言われています。確かに職員の労働意欲を高めることは大切です。

 

職員満足度とは何なのか?を考えるのは、現状を把握して行わなければなりません。会社によっては職場環境であり、待遇であるかもしれません。

 

また、いくら環境や給与が良くてもモチベーションが上がらない職場もあります。個人で仕事に求めているものが違うことも多いです。

 

以前にも書きましたが、「働きがいを求める職員」と「働きやすさを求める職員」が存在します。全く働く目的が違うので同じ対応ではうまく行きません。

 

この二つのタイプは扱いを変える必要があります。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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