これからの介護事業所・・管理者の時間管理

こんにちは 介護事業コンサルタントフクロウ 安部 浩行です

春らしい陽気だと思えば、寒さが戻り、黄砂もひどいこの頃ですね
新しい年度を迎えても、している仕事は変わらない。
単価が変わっただけみたいな雰囲気になる時期です。

基本的には、どの業界でも販売価格は、必要な利益を上げるため、調整されます。
物流コストなどの上昇を理由に4月から値上げされた生活物資はたくさんあります。

 

介護事業は、基本になる値段が統一されているため単価を上げるためには、加算をとる方法しかありません。

通所などの施設の場合、定員などの問題もありますが、まだ受け入れができるのであれば増収をする為には、増客を行うしかありません。

 

法人、介護事業所単位で、運営や収益を報告や方針の決定・共有などの目的で会議をされていると思います。会議のあり方についてまとめてみました。

会議をいろんな視点からみてみなした。まずその問題点をあげてみると

会議自体が時間の使い方でみれば無駄ではないか。会議自体には生産性がない。

① 会議が開催することが目的なっている。コスト(人件費や会場・準備に必要な人件費など)が不経済である。

② 資料を読み上げるだけの会議・上から下への伝達だけの会議はメールでできる。

会議によっては出席者が多いと結論がまとまらず。また少ないと考え方が片寄る。

・会議の目的を見失うことがでてくる。会議の終了は、きちんとした結論が出ること。例えとして、サッカーの試合は、ボールを蹴ることではなくて得点を入れて勝利すること。検討するだけで会議が終わることは無意味である。

会議の開催方法について、具体的に書きますと

最小限の回数で行うこと。議題を絞ること。

・会議の完結する条件を決めてから行うこと。(目的を明確する。意思決定の会議なのか方向性の検討・共有の会議なのか)

・参加する人数を決める、結論を導くために必要な参加者を選考する(絞り込む)。意思決定の会議ならば10名まで、多くなる場合はグループ化する。

介護事業所の管理者では、現場に関わる時間が必要なためなかなか時間がないのです 。

経営に必要な報告もありますが、数字の内容は事前にメールで行い今後の動向や対策を検討し、結論を経営者と共有することです。

介護事業のブログで会議の事なんてと思われかもしれませんが、はじめに書きましたように、増収に事業の増客は不可欠です。そして、事業の拡大につながっていく。

研修についても、参加者を選別しその参加者のレベルや目的に合わせた内容と方法で行うべきで、最大30名を上限にするべきだと思います。

研修をやればいいのではなく、研修を行ったのにわかっていないではなく、研修を意義のあるものにしなければ行ったことにはなりません。

会議も研修も、その品質を上げることが必要です。経営者の方も管理者の方も時間管理が大変だと思います。

自分の事だけの対応だけではなく、自分が任せた仕事が責任をもって行っているかの管理する必要があるからです。

私が、医療法人で事業拡張を行なっていた時に理事長から「握っているものを放さないと次の物はつかめない」とよく話されました。ドラッカーも「成果を上げる者は、新しい活動を始める前に必ず古い活動を捨てる」と言っています。

これは、介護事業の今までのサービス内容の見直しや思い切ったプログラムの変更、新しいことへの試みなどにも共通して言えることです。

今までのやり方を見直して、より効率的な方法に切り替えて行くことは事業を発展させるためにやらなければならないことです。

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事務所の名前とマークのフクロウは「福老」「不苦労」の漢字を当てられます。老いた方々に幸福を与えることができるような仕事をしたいと命名しました。

介護事業コンサルタントフクロウ 安部 浩行

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