福老(フクロウ)になるメールマガジン20211117 Vol.229「職場での競争が同業他社に勝利する原点です。」

 

 

こんにちは。オフィスABUの安部浩行です。

ご愛読いただきましてありがとうございます。

 

スーパーのセルフレジが増えました。職員不足の解消方法の一つです。しかし、少し入金が遅れると機械から「お金を入れて下さい。」と責められます。

 

機械ですから本当に機械的です。以前は、小銭を揃えてから入れました。それでは時間がかかり責められますので、最近は全ての小銭を先ず入れてから残金を紙幣で入金します。

 

小銭が最小限になります。これも逆転の発想かなと思います。

 

そう一つ残念なのが、お年寄りのレジでのやり取りがなくなったこと。お金を出すのに時間がかかったり、何回も金額を確認したり、時間がかかっていました。

 

混んでいるときは、イライラされる方も多かったと思いますが優しい店員さんの対応は高齢者の癒しにもなりました。

 

機械化されるていくことで失われてしまうこともあります。

 

 

いくつもの事業所を運営されている場合、全てを一括りでつまり同じ形で活動するのかそれとも各自バラバラで活動するのか?

 

どちらも一長一短があります。一括りにすれば、経費節減や効率が良くなるしスケールメットも出てくるかもしれません。

 

チェーン店やフランチャイズ店がそうですが、ハード面では土地の確保ができれば同じ設計図で建設できるなどです。

 

 

今回、ソフト面で考えてみます。公式行事や備品の共有などは別として、事業所や施設の特徴を出すことは大切かと思います。

 

全てを誰かの指示に従って運営をするのではなくて、どうしたら良くなるかを独自に検討する習慣を身につけることです。

 

それは、会社内の事業所や施設同士での競争意識を生むとともに事業所内や施設内でのスタッフ間での競争意識を生みます。

 

 

会社には他の事業所より利用者を獲得する。入居者を獲得する。という「競争」があります。それに勝つためには社内の競争が必要です。

 

会社の中の事業所や施設間が馴れ合いにならず、そして職場でもスタップ間の仲良しこよしだけでなく切磋琢磨することがプロの世界です。

 

その先に同業他社との「競争」があります。ですから、管理職やスタッフ間に「競争」の意識や姿勢がなければその会社は危険な状態です。

 

もし、その環境がなければ強制的に作ることも必要です。数字で競わせることも必要ですし、組織や個人の表彰制度などを作ることも一案です。

 

 

事業所内で企画を立てて実行します、達成することでハードルを少し上げます、そしてまた達成しますこの連鎖で自信が出てきます。達成することが当たり前になります。

 

成功体験の積み重ねを行うことにより次のレベルに挑戦することが習慣化されます。それはゲームソフトでの経験と同じです。

 

そして、社内の他事業所や施設より上を目指します。そして、最終的には同業他社の上に立ちます。ですから、最初のライバルは同じ職場の職員です。

 

 

職員を育成するとは、その先に組織を成長があります。組織の成長から会社の発展があります。ですから、社内の競争の仕組みを作ることは会社が行うことです。

 

もしトップがしなければ、管理者自身が自分から仕掛けることもできます。まずは、「競争」の環境を作り、目標をクリアしていくことです。

 

 

 

PS:ルールを作成し、ルールより判断し活動する。もし不具合があればルールを見直し、変更し、全てルールで解決することが組織での基本だと思います。(識学より)

 

個人では習慣化ということが1番大事だと思います。ルーティンの動きというか、「事故が起きたら次はどうするか」やらないとかの感情が入り込む余地がない行動みたいな。

 

研修やセミナーを受けた人のほとんどがいい話を聞いたと感銘するが、行動するのは5%程度だと聞いたことがあります。どのくらいの人に行動させるかが肝心です。

 

職員も全てが「競争」を望むわけではなく、むしろ邪魔する人も多いでしょう。「今のままが楽だから、みんなやめとこう」みたいな周りを誘い込むケースもあります。

 

それはどの組織も同じで前にも紹介した20:60:20の法則です。真ん中の60%の職員を巻き込むためにやる気がある20%の職員に持たせる武器を考えることです。

 

「競争」とは数字だけではありません。研究の成果やイベントの成功なども含みます。「競争」の勝利と成功は何かの形にしてあげることです。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です