こんにちは。フクロウ改めオフィスABUの安部浩行です。
ご愛読いただきましてありがとうございます。
先日、労働局による「パートタイム・有期雇用労働者及びハラスメント防止対策に関する説明会」に出席しました。
パートタイム労働者については、働き方改革の一環としての「同一労働・同一賃金への対応」のための手順書の説明で、簡単に言うと現状の確認から改善まで手順です。
中小企業の場合、対応する開始期間が大企業に比べて後に設定されているため多少のずれはありますが、残業時間の上限設定などは来年度からの開始になります。
社会保険労務士を顧問に置かれていても、勤務を管理する立場の方は理解しておくべきことと思います。資料は、インターネットで簡単に手に入ります。
説明会では、非常に丁寧ですが説明会=周知完了ですからこれからは実施をしていないのが悪いということになります。そのくらいの意識で説明会や指導は受けるのが基本です。
今日も、題目「物事はすべて表裏一体」は「ハラスメントの防止」に関すること。今年の6月1日から職場での対策が義務化します。
私自身、ある意味パワーハラスメントで育てられ、教育を受け、仕事を覚えた世代です。自分の考え方や行動・言動に近いものがあるか不安です。
知り合いにアドバイスを聞いたところ「加害者は気がつかないのが特徴」と返事をもらい確かにその通りです。
熱狂的に支持くれる部下もいましたし、距離置いている(批判をする)部下もいました。Maまた上司もいました。こちらも好き嫌いというか、評価をしてしまうことも多いです。
暴力や精神的な攻撃、人間関係、仕事の過大要求や過少要求、プライバシーの侵害などハラスメント項目に該当するものは論外ですが、それとは別に職員が判断する事についてです。
物事はすべて表裏一体であると考えてみることです。受け止め方はそれぞれであり、また相性によってもかわること。
ある人にとっては、必要なことであるものが別の人では邪魔なことであること。実際に相手がどう思い、どう感じるかは自分で確認するするしかわかりません。
気になることは、実際に面接して直接本人から確認するするしかありません。
ハラスメントを例にとりましたが、すべての運営活動にあてはまります。私自身も失敗もあります。
ふるいをかけ人材を選べる組織作りでは通用することが、選択余地がなくすべての職員と一緒に目標を目指す組織作りでは違ってきます。
例えばサッカー日本代表監督の岡田監督は、私情をはさまないため選手との個人的な付き合いはしなかったそうです。その結果、三浦和義をワールドカップ代表から外しました。
業務効率を上げる為には、職員の定員を決めてその人数の中で最大限の効果を求めていくことが目標になります。
時にはその職員が必要かどうか?最終的な判断は必要だと思います。しかし、組織作りを円滑に行うため、一人ひとりとの係わり合いが大切になります。
自分に対してどのように向かい合っているのかを確認しながら、対応していかなければなりません。
最後までお読みいただきありがとうございました。