福老(フクロウ)になるメールマガジン20210227Vol.197「制服の規則が守れない職員はその他の仕事も要注意」

 

 

こんにちは。オフィスABUの安部浩行です。

ご愛読いただきましてありがとうございます。

 

今回は、別のテーマで書いていたのですが識学総研さんが「制服」をテーマの記事を書いてありましたので紹介しておきます。

 

https://souken.shikigaku.jp/5865/

 

内容は読んでいただけるとわかると思いますが、制服が存在する意味をどう考えるか?ということだと思います。

 

制服については業種によっていろんな意味があります。

 

医療や介護の業界では当然ですが、「感染対策・衛生管理」です。これは、施設管理者時代には職員には1番指導していました。

 

制服での通勤禁止です。外部のウィルスを持ち込まないことは当然ですが、帰宅途中で事業所のネームが入った制服で買い物などしたら評判が下がります。

 

また家庭に着て帰ればウィルスを持って変えることになり、自分を媒介し小さいお子さんやお年寄りなどに感染するリスクもあります。

 

介護した後の制服には、いろんなウィルスが付着している可能性があります。その服のままお店や飲食店によることは不快感を与えます。

 

特に白衣など医療関係者の制服は退出させられても文句は言えないでしょう。

 

コロナ禍の中、この常識的なことの指導ができていない事業所が存在していますが残念なことです。休憩時間の買い物でも着替えるくらいの配慮は必要かと思います。

 

 

記事の中にもありますが、制服の起源は戦いの場で敵と味方の区別をつけることのようです。確かにスポーツでのユニフォームは同じ意味があります。

 

このシステムは医療や介護の現場でも、職種や階級でユニフォーム全体や一部のカラーを変えてわかるようにするなどにも利用されています。

 

 

別の面での効果は、精神面では仕事を始める時の気持ちの切り替えです。制服に着替えることルーティンとすることで仕事の開始を実感します。

 

着替えるということは、高齢者介護では生活を活性化させる大きな効果があるこも立証されています。一日中病衣や寝巻きのままだと認知症が進んだりします。

 

 

似た様な話ですが、昼食をデスクで食べると脳はデスクの情景は仕事していると記憶しているために食事や休憩をしていると認識していないと記事を読んだことがあります。

 

これが原因で午後からの作業効率が落ちたり、疲れを感じたり眠くなったりする原因の一つで、休憩は別のところでとる方がいいとのことでした。

 

特に介護業界では職員全員が一斉に昼休みが取れない現状があります。作業効率を高める意味でも、勤務中のメリハリをつけることが必要です。

 

 

制服を決めるとは、職員に何を着て仕事をすればいいかという余計な判断をさせる必要がそして、管理職は着ている服をチェックするあるいは注意する必要性なくなります。

 

無論、シャツタイプだと裾はズボンに入れるとか、寒い時の重ね着やアンダーシャツの問題など、着こなし方の統一までは決めないといけません。

 

 

制服を支給するあるいは貸与することは、経費がかかることです。洗濯なども個人では会社ですれば経費がかかります。

 

せっかく準備をしても、職員自体が同じもの洗濯せずに何日も着ているケースもあります。ローテーションに必要な枚数なども考えないといけません。

 

これもルールや制度を作ることになります。なんでも始める時は大変ですが、作ってしまえば後は簡単な手続きでやっていけばよくなります。

 

 

PS:制服通勤は保健所からも、もしノロウィルスやインフルエンザなど集団発症を起こした場合は重大な指導項目になります。ですから徹底する必要があります。

 

老人ホームなど場合は、施設内で感染症が自然に発症することはなく外部から誰かがウィルスを持ち込んだために感染し、それが蔓延してしまいます。

 

ノロウィルスは食品からの可能性もありますが、たぶん感染源の多くは職員か入居者が外出した時に持ち込むケースが多いと思います。

 

コロナ禍でも同じで入居者の外出と面会を禁止した状態では職員を徹底管理することが最善策と言えます。

 

どんなに指導しても時間が経つと規則を破るものが出てくる。見つからなければ大丈夫と考える人はなかなか治らないです。

 

制服で通勤する職員がいる場合、多くは制服を私服化しているケースが多いです。あるいは、帰宅前に完全回収し、会社で洗濯し来社時に渡すなどの対策が必要です。

 

「このくらいは」とか、「見つからなければ大丈夫」とかでなんとか仕事をしてきた人はなかなか矯正しにくいものです。制服に限らず逃げ道を立つことです。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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