3日に、ラーメンを家族で食べに
行った時ですが、
餃子セットの餃子が最後まで
来なくてお店の方に言いました。
お正月でいつもの職員さんが
いなくて、注文の時も大丈夫かな
と思ったくらい何度も聞かれ
そのあとも確認しに来て、たぶん
「ネギ・紅ショウガ抜いてください」が
餃子を忘れた原因だと思います。
その店では、名札に初心者マークを入れたり
新人ですよとわかるようにしています。
リーダークラスの方が店長からの指示で
お持ち帰りの餃子(無料)とお食事券を
謝罪にきました。
新人のアルバイトさんでしたから
気の毒な気もしましたが
自分のビジネスに置き換えてみて
新人ヘルパーさんが入浴を忘れたとき
忘れた入浴をタダでしてあげて、
入浴サービス券を渡す。
無論、保険請求はします。
になるのかなと思いました。
そんなわけにはいきませんよね
介護事業でのミスは対応が難しい
こんにちは ふくろう介護事業コンサルタント事務所
安部浩行です
前置きが長くなりましたが、
今週は新しい情報が出てきません。
今年の改定は2025年問題に備えて
言われています。
基本的な考え方は、状態改善を評価する
つまり、状態改善に取り組まないと
その事業所はプラス改定にはならない。
2025年をどのように推察しているのか
数字で見てみたいと思います。
厚生労働省の資料ですので、
珍しくないかもしれませんが
まず、これまでの推移を含めてです
認定者数ですが
介護保険開始の2000年が224万人
2015年が450万人で約2倍になりました。
2020年の予想が532万人
2025年の予想が604万人です。
次に介護給付費です
2000年が3兆2427億円
2015年が9兆976億円
2025年の予想が21兆円
認定者数は、高齢者人口の増加と
第1次ベビーブームの影響で
増えるでしょうが
介護給付費がこの十年で11兆円
増加する見込みになっています。
21兆円は、改革シナリオを実施した数字で
現状を投影した場合は、まだ高くなるのでしょう
2025年改革シナリオは、居宅・居住系サービスを
現状投影シナリオに比べて増やし
介護施設や特定施設を抑えています。
無論この数字は介護保険だけを表して
もう一つの対策である入院者を減少して
介護移行するする14万人も含まれています。
2025年に必要とされる介護職員見込み数は
237万人~249万人です
現在の介護報酬のシステムは、
訪問系は、介護度に関係なくおなじ単位
通所系は、介護度が上がれば単位も高くなる
その上は通所系の人員基準は、
利用者の介護度に関係なく同じ
机上の計算だけでいけば
同じ利用者数の場合、
平均介護度をあげれば
収入は増えて、人件費は横ばい
利用者の状態改善への取り組みには
積極的になりにくい
しかし、厚労省の方向性には
乗っておいた方がいいことが
あるだろうとも予想ができます。
訪問介護には生活機能向上連携加算が
あり、今回の改正では単位数の
引き上げや連携部門も200床の病院に
広げられるようです。
通所介護や短期入所者生活介護などにも
生活機能向上連携加算が創設される
見込みにもなっています。
その他、グループホームにも創設予定です
もうひとつ、通所介護にアウトカム評価による
加算も新設見込みです。
バーサルインデックスによる
ADLの評価を行い、算定要件を満たしていれば
改善に対しての加算を請求できる。
詳細は今後審議されていきます。
効果ある自立支援について、2018年から
介護分野のエビデンス確立に必要な
データ収集・分析のためのデータベースを
2020年から運用し次回以降の改定で
エビデンスに基づいた評価する
そのために、始まる加算です。
安定した事業所経営には必要な
取り組みだと思います。
わが街一番を目指す事業所つくりと
方向性はおなじです。
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ふくろう介護事業コンサルタント事務所 安部 浩行